当協会の半田晴久会長は、宗教法人ワールドメイトの代表役員も務めています。しかし、同時に40年続く予備校、みすず学苑の学苑長であり、38年続く時計の輸入元、(株)ミスズの社長でもあります。また(株)ミスズは、時計の小売直営店HANDA Watch Worldを5店舗経営してます。それだけでなく、31年間(株)たちばな出版の社長であり、(株)菱法律経済政治研究所の社長であり、薬局の武蔵野メディカル(株)の社長であり、観光会社(株)ジャパンペガサスツアーの社長でもあるのです。さらに、NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC)会長であり、オバマ元大統領を招聘したNPO法人世界開発協力機構(WSD)総裁であり、一般財団法人東京芸術財団(TAF)の会長でもあります。また、公益財団法人 協和協会の理事長であり、公益財団法人 国際フォーラム理事であり、公益財団法人 日印協会理事でもあります。
海外では、37才からオーストラリア・パースにある、ヨットのマリーナのCEOであり、イギリスとオーストラリアに観光会社があり、スイスの時計会社ヤーマン&ストゥービのオーナー社長でもあります。これらを創業し、40年も成功させてる半田会長は、信義、礼義、恩義に厚く、社会的な良識と常識と礼節を弁(わきま)えた人物です。ただ、アーティストやクリエイターでもあるので、ギャグや文章力、英語や日本語のスピーチは、めちゃめちゃユニークで面白いのです。外国人に人気があるのも、そういう所です。
これら、多くの活動や組織の一つが、ISPSであり、宗教法人ワールドメイトなのです。その意味では、ISPSは、宗教とは遠い親戚のような関係です。しかし、宗教だけでなく、上記のあらゆるものに関係してるのです。
ところで、宗教法人ワールドメイトは、文部科学大臣認証の、神道系の宗教法人です。天理教や金光教と同じです。
神道という宗教は、聖と俗を区別して、共存するのが特色です。また、生業と家とコミュニティーの繁栄が、神の祝福や恵みなのです。だから、本来、反社会的になりようがないのです。これは、ユダヤ教と全く同じです。現実の生活や社会に価値を置かず、あの世の幸せや誉れに価値を置く、脱俗や出家思想の仏教やキリスト教、イスラム教とは根本的に違うのです。だから、法的にも資金的にも、一切の公私混同はなく、不正も違法もなく、反社会的な要素は何もないのです。あれば、税務署や警察、文科省が厳しく指導し、問題にします。やくざ組織や風俗、野球賭博の組織ではないのです。
文科省認証の宗教法人からの寄附があっても、それは問題のある資金や、反社会組織から流れた、汚れた金ではありません。もしそうなら、高校野球の「PL学園」「智辯学園」「天理高校」「創価高校」は、反社会組織の汚れた金で運営される学校です。そうなると、天理図書館も天理市も、汚れた金で成り立つ存在です。それは、社会通念上あり得ない理解です。宗教と聞けば、何でもアレルギーになるのは、日本人だけです。特に、宗教や宗教法人の何たるかを知らない、教養や知性や知識に偏りのある、無知な人が偏見を持つのです。半田会長は、言わば宗教法人明日香宮の宮司であり、角川書店の社長だった角川春樹氏が、ギャグを飛ばして歌ったり、演劇したり、ゴルフのスポンサーをしてるだけです。それが、ISPSのハンダです。これが、一番わかりやすい説明でしょう。
半田会長は26才から、40年間「みすず学苑」という予備校を経営し、38年間、(株)ミスズで時計の製造、卸、小売業をやってます。また31年間、(株)たちばな出版の社長をしてます。神道の宗教家ですが、同時に普通のビジネスマンでもあるのです。それも、角川春樹氏と同じです。宗教と言っても、神道だからこそ、それが可能なのです。
神道では、「生活の中を生き貫く」のが美徳です。また、「神々の祝福や恵みは、生業や家やコミュニティーの繁栄に表われます。そして、それが子々孫々続く事が尊い」のです。宗教と言っても、同じではないのです。特に神道は、生活に根ざし、社会に根ざし、聖と俗を区別させて共存する、日本古来の精神の根幹です。ドグマや強制がないので、色々な宗教や哲学、経済理論と習合し、国と社会と生活に活気を与え、豊かにして来たのです。
例えば、辯天宗や根源社を崇拝した松下幸之助氏。宗像大社をこよなく崇拝した、出光の創業者出光佐三氏。箱根神社を熱心に崇拝した、西武グループの創業者堤康次郎氏。天台宗の僧侶で、エスエス製薬の中興の祖だった泰道照山氏。東芝の土光敏夫氏は、熱心な法華経信者でした。キヤノンの社名は、「観音」に由来しています。また、協和発酵の創業者加藤辨三郎氏は、熱心な仏教徒で知られています。
歴史をさかのぼれば、上杉謙信は真言宗の出家であり、武将も兼ねてました。武田信玄は武将であり、天台宗の出家でもありました。これは、日本仏教の底流に、神道があるからです。インドや中国の仏教にはないものです。このように、聖と俗を区別して共存するのが、日本文化や精神構造の奥にある神道なのです。こうした、縄文時代から続く日本古来の精神や思想、行動を貫き、世界に通用する日本人の中の日本人をめざすのが、半田会長です。だから、外国人のいる公式の場では、しばしば羽織袴を着るのです。中国人や韓国人ではないアピールでもあります。
しかし、先にも述べたように、ISPSと宗教法人ワールドメイトは、組織としては法的にも資本的にも、全く区別されています。また、宗教法人ワールドメイトと、みすず学苑という予備校が、40年間も区別して両立できてるのは、明快な理由があります。それは、ワールドメイトが、信者を増やす事を第一としないからです。また、建物を立派にして、増やす事を大切と思わない、教勢を広め、社会に影響力を持つ事を大切に思わないからです。それじゃ、何を第一とし、何を大切にしてるかと言えば、無形の「神の御心」です。それは、人類愛であり、人道主義であり、人々の生きる社会への貢献です。また大切にしてるのは、自由で民主的で、強制や排他的な所がなく、明るく楽しい事です。だから、多くの宗教と協力して、平和や福祉を進め、弱者の救済に努め、一人一人の幸せを大切にしてるのです。宗教団体としては、ボチボチ発展すれば良く、巨大な教団にする気は全くないのです。だから、40年間予備校で宗教の話をしたり、儀式をしたり、宗教への勧誘をした事がないのです。全ての生徒や父兄、講師に対しても40年間変わりません。これが、聖と俗を区別して、共存する具体例です。ただ、神の御心を大切にして、一人一人の生徒のために、しっかり受験指導をするだけです。宗教法人ワールドメイトと、一般社団法人ISPSとの関係も、全くこれと同じなのです。